介護も医療も予防が大切な話

最近は「予防医療」が
大切だと言われています。

予防医療を、簡単に言うと

病気になってから
病院に行くのではなくて、

そもそも
病気にならないように
気を付けて生活して
いきましょう!

という事です。

予防医療の目的は、
予防だけでなく

既に病気の人の
進行を遅らせたり

他の病気の併発の防止

社会復帰の早期化なども
含まれています。

予防医療には3段階があって、
以下の3つとなります。

  1. 健康な時期から始める「一次予防」
  2. 検診により病気を早期発見する「二次予防」
  3. リハビリテーションを行う「三次予防」

今までの医療は、
二次三次予防が中心
でしたが、

健康寿命を伸ばすためには
一次予防がもっとも大切です。

一次予防は、

病気になる前の
健康な時期に行う予防の
ことです。

栄養管理・運動・休養
などによって、

生活習慣を改善する
ことで健康を目指します。


日本全体の
令和3年度の医療費
約45兆円

介護費約11兆円
という事ですので、

毎年けっこうな予算を
使っています。

放っておけば、
人口の高齢化と共に

どんどん医療費は
大きくなっていき、

少子化により
働く人・税金を納める人が
減っていきますので、

なんとかこのあたりで
予防に力を入れて、

少しでも改善を
図っていく必要が
あるのです。

因みに

三菱総合研究所の
試算によると、

しっかりと
予防医療に取り組めば

2030年には約1.5兆円の
医療介護費の削減が
期待できる

内訳は、

薬剤費を含めた
医療費が約0.3兆円

介護費が約1.2兆円であり、

医療費よりも
介護費の削減に

大きな効果が見込まれる」
とのことです。

これを見ると、
「予防医療」の威力は
なかなかモノです。


ところで、

ウチのお仕事は
高齢者にお食事を運ぶ事
ですので、

まさに一次予防
栄養管理に直結してきます。

という事は、

ウチの活躍如何に

1.5兆円が
浮くかどうかが

かかっている。

と言っても過言ではない!

たぶん、

そうであるに
違いありません!

だとすると、

たかが弁当屋と
思っていましたが、

めちゃくちゃ、壮大な役割です。

年間1.5兆円あれば、
いろいろな事ができます。

日本のために、

1.5兆円浮かすために

それから
なんと言っても、

おじいちゃん、
おばあちゃんの

予防のために

今日もお弁当を
お届けしていこうと

思います。


それでは、さよ~なら!