高齢者で糖尿病なんだけど、食事ってどうすればいいの?
「糖尿病って言われて、病院でいろいろ説明されたんだけど・・・、
実はよくわからなかったんだよね・・・、
要するにどういうこと?」 (;^_^A
ウチのお店の利用者様(高齢者)にも、イマイチ理解されていな方も結構いらっしゃいます。
確かに糖尿病のお話になると、けっこう難しくなりがちですよね。
そこで今回は、そんな「糖尿病と食事」について、思いっきりざっくりと書いてみたいと思います。
先に結論を言いますと、「カロリーを抑えた食事」を「習慣」にしていきましょう!という事になりますが、
「何故そうしないといけないのか」を知る事で、しっかりと取り組むことが出来ると思います。
糖尿病って?
さっそくですが、簡単に言うと糖尿病は、「血糖値を 自力で 下げられなくなる病気」です。
そして、高血糖が続くと血管を傷つけてしまい、様々な問題を起こしてしまいます。
原因は?
原因をざっくりと説明すると、次の3つがあげられます。
- 高齢になるにつれて血糖値を下げる能力自体(膵臓)が低下してくる。
- 運動量の低下により「糖」が消費されず血糖値が下がらない。
- 肥満(内臓脂肪)によりインスリンの働きが鈍くなり血糖値が下がらない。
これらの原因は「老化」に加えて、主に「ストレス」、「肥満」、「運動不足」、「暴飲暴食」などの「生活習慣の乱れ」から引き起こされます。
困ったことに、糖尿病は「自覚症状が無い」まま進行して、気付いた時には重症化してしまうケースが多くあります。
ほっておくと どうなるの?
そして、糖尿病をそのまま放っておくと、次のようなリスクがあります。
- 網膜症になり失明
- じん臓が悪くなって人工透析が必要になる。
- 壊疽(えそ)により足を切断。
- 脳梗塞・心筋梗塞になる。
こ、怖いですね・・・、
これらがいわゆる「合併症」です。
どうすればいいの?
そうならない為に、「食事・運動・お薬・インスリン」などで治療に当たっていく事になります。
その中で、「食事療法」は「糖尿病治療」の基本になります。
簡単に言ってしまえば、「カロリーが抑えられていて、栄養バランスの取れた食事を摂ること!」という事になります。
人によって適切なカロリー摂取量が違うので、医師・栄養士さんから指示されたカロリー量を守って食事を摂ることが大事になります。
しかし、この「カロリーが抑えられていて、栄養バランスの取れた食事」というのがなかなか難しいと感じる人が多いのだと思います。
やはり、それなりに「知識」と「意識」が必要になってきます。
「・・・・。」
「ス、スミマセン・・・。ちょっと、
私には難しいです・・・。」(;^ω^)
安心して下さい。
そういった人は、「食材の宅配サービス」や、お弁当の「配食サービス」などを上手く使ってみるのがいいでしょう。
とにかく、自分で作っても、コンビニで買ってきても、宅配サービスを利用しても、何でもいいのですが、
結論! を言いますと、
①栄養バランスの取れた食事を、
②適切なカロリー内で、
③1日3食を、
④よく噛んでゆっくり食べる!
という事になります。
そして、「単発」でやっても意味がありませんので、何よりも日々の「継続」が大切です。
「今日だけ、特別に・・・」とか、
「チョットだけ・・・」とか、
油断が大敵になりますので、
健康の為に食事療法! 継続して取り組んでいきましょう( ^ω^ )/
それでは、また!