家の近くに
ピザ屋さんができた
というので
行ってみたのですが
そのお店は
建築屋さんの
モデルハウス&
ショウルームの
一角にありました。
よく、建築屋さんが
「娯楽」もしくは
「利益の補填」として
「飲食」に手を出すが、
そう上手くは
いかないんだよ。
以前に聞いたことがあった、
そんな話を思い出しながら
入ってみると
店内はおしゃれな造りで、
ピザを焼くための「窯」が
ひときわ目立っていました。
厨房の3分の1くらいの
スペースを取って鎮座し、
窯の窓からは燃え上がる火が
見えていて、
一見すると
なかなかプロっぽい
作りのお店です。
中で働くスタッフさんは
全員女性で、
お昼時のごったがえす
時間帯ですが、
その4人でまわしている。
で、結論を言うと
「ピザ」めっちゃ美味しい
私はそれほど
味に敏感な方では
ないのですが
そんな私でも、
メッチャうまいと
わかります。
建設屋さんの
ピザか~って
程よくハードルが
下がった状態で
食べたので
余計に、
いいギャップが
できたのかも
しれません。
普通の人が
ネコを撫でるより
不良がネコを
撫でたときの方が
「実はあの人
優しいよね」感が
出るのと同じ効果です。
これを、
マーケティング戦略として
意図的に狙っていければ
「しょっぱなから
はじかれてしまう」という
危険性はありますが
顧客満足の
効果は絶大です。
材料が良いのか?
悪いのか?までは、
私はグルメではないので
わからないのですが
「窯」は確実に
美味しさに貢献している
みたいです。
宅配ピザも
美味しいのですが、
調べたところ
多くのピザ屋さんは
「オーブン」で焼いている
みたいです。
しかし、ピザは
「材料・焼き方・道具」で
大きく味が変わるとの事。
オーブンの場合
250℃くらいまでしか
温度が上がらないのに
比べて、
窯の場合450℃~500℃
くらいまで上がるらしい。
そしてドーム型の窯は、
まんべんなく熱量を滞留
させることができ、
かつ、保温効果も高い。
高温で保温が出来ると
遠赤外線効果も出ます。
遠赤外線に
照射された食材は
美味しくなる
といったコトも
過去の研究から
わかっているらしい。
まぁ、
そんなこんなで、
メチャうまピザでした。
建築屋さんのピザか~、
って侮ってしまって
スミマセンでした。
母体会社の業種と
美味しさとは
全く関係
ありませんでした。
今回、新たに
「窯」の威力を
知ることができ、
ギャップからの
幸せ体験を味わうことが
できました。
ありがとうございます。
そして、
また行ってみたいと
思うお店でした。
お近くのお方は
是非ど~ぞ
それから、
どうでもいい
話なのですが、
「窯」と「窪」って
似てますよね。
間違って、
「くぼ焼きピッツァ」と
言わないように
注意しましょう。
それでは、さよ~なら。