以前、スーパーへ
買い物に行った時の
話なのですが、
駐車場に入ると、
逆走してくる車が
いました。
大きめの
4輪駆動の車です。
「あ、間違えちゃった
のかな?」と思って
待っていたら、
その4駆は
止まったまま
微動だにせず、
一向に下がる気配が
ありません・・・💦
「あれ?」って
不思議に思い、
運転席を見ると、
とてつもなく
恐ろしい形相の男が
こちらを睨んでいるでは
ありませんか。💦💦
あ!もしかして
自分がおかしな所に
侵入してしまったのか?
そう思い、少し焦りながら
辺りをキョロキョロ見回し、
確認したのですが
どうやら自分の方に
おかしな点はなさそうだ。
「この4駆が
逆走してきている」
という事で
間違いはなさそう。
恐る恐る
目線を運転席に
向けてみると・・・。
睨んでる!!
心の中で、
「なんでだよ!」って
ツッコミましたが、
相手は
ゴリラ並みの体格です。
おそらく
車から出てきて
立ち上がったら
3メートル近く
あったのではないで
しょうか。
とても
戦える相手では
ありません。
私はなす術もなく、
すれ違うことが
できる位置まで
車をバックさせ、
下がりました。
コチラにまったく
落ち度が無いのにも
関わらずです。
しかし、こっちも
ただ黙って下がるわけには
いきません。
車で後ろに
下がりながら、
車内の「窓」は
閉めたまま、
表情・口元は
一切動かすことなく、
「死ね!ゴリラ!」
って小声で
言ってやりました。
このときが人生で一番
「腹話術」が上手に出来た
時だと思います。
威嚇してくる人は
本当は小心者で、
攻撃的な態度で
自分を守っている
という事を
どこかで聞いたことが
あります。
しかし、どう見ても
あのゴリラが
弱さを隠すために、
あの恐いオーラを
まとっているとは
思えない。
仮にあのゴリラが
本当は小心者で
あったとしても、
戦って勝てるとは
とうてい思えません。
何故なら、
それを遥かに
上回るレベルで
コチラの方が
小心者だから。
そして、
もし話し合いに
なったとしても、
この時点で、
すでに理解できない
おかしな行動をしている
おかしな生物に対して、
正論を説明しても、
話が通じる気がしません。
そう考えると、ゴリラが
小心者であるかどうかは
あまり関係ありません。
わざわざ、小心者の私が
倫理観ゼロの凶暴なゴリラと
戦うことは無いのです。
次回も、同じように
ゴリラに出くわしたら、
とっとと下がって、
譲ってあげようと
思います。
その方が得策です。
そして、その時の為に
私が出来る事は1つ。
鍛錬です。
もっと上手に
「フザケンナ・コノヤロー!」
って、自然な形で出来るように
「腹話術」の練習を
しておこうと思います。
それでは、さよ~なら。