ホケツが4番主砲に指南する話

10年目で3軍
常にベンチ入りも
できない、

打率.153の選手が

1軍4番打率.331
本塁打35本の選手に
アドバイスをする。

オマエはさ~、
脇が空くんだよ、脇がさ~


因みに、1軍4番は
毎日コツコツ練習をし、
性格も謙虚。

対して、
3軍10年目ベンチ予備軍は

練習をサボるし、
練習やってもダラダラ。

これだと

アンタが言うなよ。
しっかり練習して、
結果出してから
言ってくれ!

って突っ込まれて
しまいます。

なので、結果が明確な
スポーツの世界だと

このようなキャラは
あまり存在しないのかも
しれません。


しかし、
会社だとこんな人が、
けっこう普通にいたり
します。

たぶん、
個々の仕事の結果が
明確に数字で示すことが
できない職種
の場合、

何となく仕事の貢献度を
モヤっとボヤかして、

自信満々の態度で
結果出している感を
醸し出すことで

乗り切る事が
できてしまうからだと
思います。

例えば

5人でココに直径5M、
深さ2Mの穴を
掘りましょう

みたいな
共同作業的なお仕事。

お神輿」とか
綱引き」なども、

その人が全力で
やっているかを
測ることが難しいので、

貢献度が低くても、
本人がやってる感を出すと
バレにくいです。

ですので、そんなキャラは
バレないのを良いことに、

オマエもっと
腰入れろよな~
」とか

アイツは
本気出してないなぁ
」とか、

自分の仕事は棚に上げて
他人を評論してしまいます。

たいていの場合、
まわりの人には

そのキャラ自身が
仕事できないとか、

手を抜いている
といったことは

バレているのですが
何せ証拠となるものが
ないので

本人は、
できていないのに
他人を評論をしている
といった

特異なキャラクターが
成立してしまいます。


呆れるばかりですが

ただし、ここで1つ
言いたいことは

半分、もしくは ほぼ全て
バレている状況でも

自信満々に
他人を評論できる
強靭なメンタル
賞賛に値します。

まわりを気にしすぎて
身動きが取れなくなって
しまっている

繊細なハートの持ち主は
少し見習った方がいい部分かも
しれません。


で、そんなキャラに対して

いったい、
どうすればいいのか
というと

共同作業を管理する
仕組みを工夫したり

何となく会社を
辞めてもらったり、

倫理的なコトや、
その作業の意味を伝えたり、

などが考えられますが、

いちばんは、

そんな人見て
滑稽だなって思ったら、

自分はソレを
やらないようにすること

良いのではないかと思います。

なにせ、知らないうちに
自分がやっていたら、
めっちゃカッコ悪いですから💦


自分がやらない
という作戦なら、

仕組みを変えたり、

その事故キャラを
変えようとしたりしなくて
済みますので、

労力的には、かなり楽です。


つね日ごろから、

言い訳とか
してないかな?

頑張れているかな?

って自分を点検する。

これができていれば、
3軍補欠が1軍4番に
自信満々に指南するといった
大事故は起こさないで
済みます。

自分の仕事が
客観的な数字で測れない状況で
あったとしても、

日々、
セルフチェックで

自分を補整して行きたいと
思います。

それでは、さよ~なら。