自分が人に対して
「良いこと」をしてあげた
ことは
よく覚えているが、
人からやって貰ったことは
すぐ忘れるし、
ヘタをすると
そもそも
やって貰ったこと自体
気付いていない場合もある。
逆に、人に対して
「嫌なこと」をして
しまった事は
すぐ忘れるし、
これも気付かないことが
多かったりする。
しかし、「嫌なこと」を
人からやられたことは
よ~く覚えている。
人間とはこのように
少し、自分本位なシステムに
なっているらしいです。
(;´・ω・)
で、
誰かに何かを
やってあげることは
「良いこと」とされている
けども、
ここで、
「見返り」を求めだすと
一気に「悪いこと」に化ける。
「コレコレを
やってあげたんだから、
人としてこうあるべき!」
といった感じで。
例えば、
「お土産買ってきて
あげたんだから、
アナタも
旅行に行ったら
お土産買ってくる
べき!」とか、
「手伝って
あげたんだから、
もっと心から
感謝するべきだ!」
とか。
そして、
予想通りの
見返りがないと
今度は、その人に対して
なんか、
攻撃したくなる💦
そんな感じで結局、
「良いこと」では
なくなってしまった
パターンって
ありがちです。
ハッピーになると
思ってやったのに、
いつの間にか
おかしな事態に展開
していく・・・。
でも、
これを回避するのは
結構大変です。
「相手がどう思うかは
相手の問題なので、
最初から見返りを求めないで、
良いことをしてあげる!」
というのが、たぶん
正解なのでしょうけども、
凡人にとっては
これをするのって
容易ではないです(>_<)
だから、
一つのコツとしては、
冒頭に出てきた、
「相手がしてくれている事」を
よく想像してみる
というのが有効そうです。
何故なら、
その相手に
やって貰っていることは、
そもそも忘れていたり、
気付いていないことがある
可能性が高いから。
「〇〇さん、お土産
買ってこないけど
いつも、△△いやって
くれるよね」とか
もし、
それが発見できれば、
「見返りが無い!」と言って
勝手にムカツクといった
珍現象も
まあまあ
緩和できるのではないか
と思うのです。
人間のこの
「やってあげたのに!」の
システムに抗うのは
簡単ではありませんが、
せっかくの「良いこと」が
「悪いこと」に化けないように、
「良いこと」は「良いこと」で
しっかりと着地できるように、
想像力をもって
努力していきたいと
思います。
それでは、さよ~なら!