以前、テレビで
林修先生がニートたちに
対して
特別授業を行っている
番組が放送されていました。
そこで、
何を基準に
お仕事を選ぶか?
といった話になったのですが
「好きなこと」を
お仕事にするのか、
「できること」を
お仕事にするのか、
といったことを
題材にして説明を
していました。
最近のインフルエンサーの
人達の話を聞くと
「好きなこと」を軸に
生きることを進める
パターンが多いように
感じますが
林先生は「できること」の軸で
生きていくことを勧めていました。
先ず、
「好きなこと、
やりたいことしか
やらない!」に
ついてですが
こちらのコースは
ジョブズ型だと説明して
いました。
他でもよく
耳にする話ですが
好きであれば
努力が苦ではないので
結果、努力し続けることが
できて、上達していく
「好きこそものの
上手なれ」という
パターンですね。
でも、
好きで努力し続けて、
スキルを
かなりのレベルまで
高めることができたと
しても、
それが、
世間から求められている
ものでなければ
お金になるという
保証はありません。
「好きなこと」
+
「できること」
+
「市場が求めてるもの」
の条件がそろって
初めて成功する
という事になります。
さらに、できることは
変わることが
あまりありませんが
好きなことは
自分の生活や世の中の環境で
変わる可能性がある。
それでもなお、
失敗して貧乏なままでも
ソレをやるのが本当に好きで
好きなことをできていれば
全然オッケー!
的な覚悟があれば
いいのかもしれません。
世の中には
ジョブズ型で
大成功を収めている人も
たくさんいるのは
紛れもない事実ですので。
対して
できることを仕事にする
はどうか
できることなので、
人よりもその能力が
もともと
ある程度高い可能性
はあります。
なので、その結果
お客様や会社など
多くの人に喜んでもらえ、
評価される可能性も高いです。
評価されればうれしいので、
頑張りやすい。
頑張れるので、
さらに腕前も上がり
さらに多くの人に
喜んでもらえる。
そんな具合で好循環になり
いつしか成功する
といったパターン。
成功することを
目的とした場合は
林先生的な作戦の方が
確率は高そうな感じが
します。
ところで、凡人の場合
「絶対に成功してやる!」
って強い願望とか
志といったものは
はなから持っていない
ケースが多いです。
かくゆう、私もそうです。
ましてや、
好きなこと・得意なこと?
と問われると
「特にありません・・・(-_-;)」
といったパターンが多い。
この林先生の話も
できること=得意なこと
という設定で
説明されていますが、
凡人には飛びぬけて
得意なことなど
そもそも無いのです。
しかし、
得意とまでは言わないけど
「人並みにはできること」
として考えれば
いろいろなお仕事を
見つけることができます。
であれば、
難しい職業ばかりを
考える必要はありません。
たとえ、
誰にでもできる様な仕事
であっても、
それが誰かの役に立つことで
喜んでもらえることならば
なんでもいいから
「自分にできること」を
やっている方が
自分自身にも世間にも
良さそうです。
難しく考えすぎず
自分にできることを
淡々粛々とやり続ける
これも、それなりに
良い働き方なのではないか。
凡人の私にも
どうやらこっちの方が
しっくりとくる感じが
するのです。
ですので、
これからも
自分にできることを
丁寧にやっていこうと
思います。
それでは、さよ~なら。