先日、COCO壱番屋で
「バイトテロが発生した」
とのニュースを目にしました。
「まかない」のカレーに、
「スパイスをかけました~」
と言って、
「陰毛を振りかける」といった
凶悪なテロ行為です。
やっている本人達は
確かに笑えたのかも
しれませんが、
COCO壱番屋を
愛用している者としては、
全く笑えません💦
気持ち悪くて
食べる気が萎えてしまいます。
バイトテロの破壊力
恐るべしです・・・。
以前、
「蕎麦屋のアルバイト店員4人が
食洗機に体を入れたりしてる
写真をSNSに投稿しました」
というニュースが
報道されました。
その後、
「不衛生だ!」
「スタッフの教育どうなってる!」
といった
クレームがお店に殺到し
店主はノイローゼ気味になり、
閉店に追い込まれました。
そして、
30年続いたその店は、
そのまま、
倒産・・・、
という事件がありました。
この蕎麦屋のケースですと
裁判でスタッフ4人は
全員で「200万円支払う」という事で
和解となったわけですが
お店潰されて200万では
とても再建はできません。
そして何よりも
失った「信用」は
200万円では
買い戻すことは出来ないのです。
余りにも悲しすぎます。
一瞬で消し飛んだ
その「信用」は
30年かけて
コツコツ積み上げられて
できたモノです。
自分が
その店主だったらと思うと
胸が締め付けられます・・・。
昔と、現在とで
「若者の質」が
急に変わったとは
思えませんので
昔も、
こんな「悪ふざけ」をする若者は
いたのだと思います。
しかし、今はSNSで
あらゆるローカルな
情報が飛び交う時代です。
昔もあったような悪ふざけも
拡散してしまえば、
思いのほか甚大な被害を
お店に与えてしまいます。
今の時代、
バイトテロの手に
かかってしまえば
個人店など、カンタンに
潰されてしまうのです。
学生バイト怖すぎます・・・。
では、どうすれば
いいのでしょうか?
やはり、「SNSの性質」
そして「衛生とは?」
などについて、
しっかりと
知識を付ける事が
大切なのではないか
と思います。
もともと
「お店を潰してやろう」
なんて考えて
SNSに上げている人など
ほとんどいない。
多分、その場のノリで
「これやったらウケるかも」
程度の感じなのだと思うのです。
この辺りの感覚は今も昔も、
そう変わりはない気がします。
だから、
「SNSの性質」を
しっかり学び
「はたらく」という事が
どういう事なのかを
一度、ゆっくり考えてみる。
そういった心がけが、
重要なのでは
ないでしょうか。
悪ふざけの投稿で
一瞬笑えても、
炎上してしまえば
本人も、お店も、
みんな不幸になります。
誰も幸せにはなりません。
やはり、勉強不足が
こんな悲しい出来事の
最大の原因ではないかと
思うのです。
対岸の火事では
ありません。
私のお店も
こんな悲しい事が
起きることが無いように
しっかりと
学んで行きたいと
思います。
それでは、さよ~なら。