「毎日同じことの繰り返し
こんなんでいいのかな？って
思うんですよね～」
「もっと、
自分にしかできないことって
何かあるんじゃないのかな？
って思うんですよ！」
「もっとこ～、毎日
ワクワクするような
何かが！」
このような感じの事を
話す人に
たまに出くわすことが
あります。
で、だいたい
このトークをする人は
あまり一生懸命に
働いていない感じがします。
そういう私も、
若いときには同じような事を
考えていた時があります。
で、今はお弁当屋さんです。
別にお弁当屋さんに
なることが
夢であったわけでも
ありませんが
今は弁当屋で
誇りを持って働けています。
結局、難しいことを
ごちゃごちゃ考えるより
目の前の自分のお仕事に
真剣に取り組むのが
結果的にスカッと
生活できるのではないかと
思うのです。
私自身の
仕事観で言いますと
こんな程度ですが
以前、読んだ
「一日一生」という本には
こんなことが書かれて
いました。
今自分がやってることを
一生懸命忠実にやることが
一番いいじゃないのかな。
身の丈に合ったことを
毎日くるくる繰り返す。
「二度、千日峰行を経て
どんな変化がありましたか」
とよく聞かれるけど、
変わった事は何もないんだよ。
自分の与えられた人生を大事に
こつことと繰り返すことが
大事なのじゃないかな。
人間から見た
偉いとかすごいとかなんて
仏さんから見れば
何も変わらないから。
余計なことを考えず、
今、目の前にあることを
一生懸命やる
という気持ちだけを
もっていればいい。
そして
ひとつ道を見つけたら、
生涯それで生きていくと
決める。
腹をくくっていれば
動揺したり迷ったり
することはない。
やっぱり、
えらいお坊さんのいう事は
説得力が一味違います。
今、自分の仕事に一生懸命に
そして忠実に取り組めているか
と聞かれると、
未だ不十分なところも
あります。
自分も見習って
身の丈に合ったことを
毎日毎日くるくると
大事に繰り返していこうと
思います。
そして、
自分探しの旅に
出ようとしている人に
出くわしたら
「とりあえず、まぁ
今、目の前にあることを
一生懸命にやりなよ」
って、あたかも自分で
考えた言葉のように
言ってみようと
思います。
それでは、さよ～なら！
