タレントの武勇伝の話

タレントのあのちゃん
客のクレームに逆ギレして

アルバイトを
3日で辞めたことを
テレビで話していた。


 
こんな内容です。
 ↓

スーパーのレジ打ち
だったんですけど、

今よりもっと
静かな人だったんで、

何円とか言えなくて、

無言でピッピッってやって、
すごいおじさんみたいな
人が来て、

『おい、やる気あんのか!』
とか言われて。

それに対して、
チッって舌打ちして

『文句あるなら別の
レジに行けよ!』って、

バンってやって、

そのままバイトして
3日で辞めちゃいました」


以上があのちゃんの
エピソードですが

人気のあるタレントさんが
こんな話をすると

若い子が感化されて、

客にブチ切れるのが
カッコいい!
」とか

店のルールに縛られず、
自分の気持ちに素直な
あのちゃんステキ!
」とか、

勘違いしそうでコワいです。
(;´・ω・)

まぁ、中には
限度を超えるほどの
勘違いした客もいる
でしょうから、

全部が全部、
客の言うとおりにしなさい
という事ではありませんが、

でも、

そのお店の信用とか
イメージは、

そこで働く人たちが
みんなで

長い年月をかけて
作ってきたもの。


そこのお店に
来てくれている
お客様は、

言わば、

過去も含めて、

そのお店に関わる
全ての人によって獲得した
お客様
という事も言える。

それを、
自分の怒りの感情のままに、
態度や言葉をぶつけて
しまっては、

お店にとっては
大きなマイナスになって
しまいます。

あのちゃんの場合は
ここから、お店辞めて、

タレントになって
成功したから良いかも
しれませんが、

ケースとしては
稀なパターンだと思います。

だから、

このパターンが
カッコいい見本になって
しまうと、

少しの理不尽も
忍耐できず、

消化することも
できず、

カンタンに客や同僚や
上司にブチ切れて、

勤め先を辞めてしまう
若者が増えそうな気が
するのです。

そして、

私はワタシ!
自分の気持ちに正直に
生きる!
」とか言って、

食っていけない
フリーランス
になったり、

永遠に職を転々と
したりしそう💦

自由に生きる、
あのチャンみたいな生き方も
魅力的ですが、

私はどちらかと言えば、
スーパーで働く一般人に
感覚や価値観が近い。

なので、

少し威張ったお客様でも、
上手に対応している
スタッフさんの方が、

カッコよく
見えてしまします。

だから、

あのちゃんも
素敵だとは思いますが、

凡事には凡人の
カッコよさ
が、

商人には商人の
カッコよさ
があると
思うので、

偏屈なおじさんも、
サッとかわして爽やかに
対応できる、

私もそんな
職業人になれるよう
精進していきたいと
思います。

レジ打ちの方々、
今日もご苦労様です。

せめて自分自身は、
いいお客様でいられるように

列を乱さず、
支払いもまごつかない様に
したいと思います。


それでは、さよ~なら!