先日、
ニュース番組の特集で
紺野さんという方が、
3人の障害児を
育てた母親という事で
紹介されていました。
初めて授かった子供が
「先天性の代謝異常症」
という
障害をもって生れてきた
とのことでしたが、
この子にも兄弟をつくって
あげたいって思って
再度、出産をしたら
また同じ障害を持って
生まれてきました。
そして 更に、3人目も
同じ障害を持って生れて来た。
傍から見ると
かなりキビシイ状況に
見えてしまうのですが
紺野さんは
「当たり前のことですが、
障害があってもなくても、
自分の子どもは可愛いんです。」
「2人目の子の
障害がわかった後も、
たとえ3人目に
同じ障害があったとしても、
授かった命を
大事にしたいという思いが
ありました。」
と言います。
本当に、愛情深い人
なんですね。
(*´ω`*)
ですが
そんな紺野さんに
更なる困難が襲います。
その後、長男が亡くなり、
ご主人の不義理で
離婚になり、
たった1人で
2人の重度障害を抱えた
子供を
育てなくては
いけなくなりました。
紺野さんは
精神的にも体力的にも
追い詰められてしまい
絶望の中、
子供たちを車に乗せ
崖まで行き、
子供2人を連れて
死のうと考えてしいます。
しかし
これが最後だと、
後ろを振り返ったときに、
お出かけと
勘違いした子供が
楽しそうに
笑っている姿を見て、
やっぱり死ねない!
(>_<)
と思いなおした
そうです。
そこから、奮起して
紺野さんは念願だった
重症心身障害児のための
「重症児デイサービス」を
立ち上げて、
現在も運営をされています。
ホント、不屈の精神力!
強い人だと思いました。
紺野さんは言います
「うちの子たちは
言葉が話せず、
自分でものを食べたり、
歩いたりすることも
できませんでしたが、
子どもたちの笑顔に
私はずいぶん救われて
いました。」
「“人って、助け合って
生きていくんだよ”と、
生きるなかでの
やさしさを教えてもらえた
気がします」
いや~、
そのような困難な状況で
子供たちに助けられて
いたって思えるのって
本当にスゴイ!
私は、毎日の生活や
お仕事の中で、
大変だなって
思う事があるのですが
この方の話を聞くと、
自分はまだまだ
出来るって思います。
泣き言を言ってる
場合ではない!
(。-`ω-)
これから先、
困難に直面したら
紺野さんを思い出して
乗り切っていこうと
思います。
それにしても、
3人の障害を持って
生れて来た子供たち
紺野さんの所に
生まれてきて、
とっても
幸せだったんだろうなって
思いました。
それでは、さよ~なら!