怒りは放出しないとダメな話

以前、配達で
道路を走っていたら

車の中で1人で
大声を張り上げて
怒りをぶちまけている
人がいました。

助手席には人はいません。

さらにヒートアップして
ハンドルをバンバンと
叩きながら

大声を張り上げています。

きっと、
何かとても許せない事が
起きたのかもしれません。

端からみると
かなりクレイジーな
光景ですが・・・💦

しかし、

私たちも
日々生活していますと
この「怒り」という感情に
振り回されることがあります。

6秒数えると良いでよ
って聞きますが

それでも、
なかなかにして手強いです。

どこかに書いてありましたが

怒りを覚えた時に、

一流
顔色一つ変えない

二流
眉間にしわを寄せて耐え

三流
すぐに相手に怒りをぶつける

とありました。

やはり、
一流は忍耐力のレベルが
違います。

ところで、
この怒りというモノは

このように一旦は
強靭な忍耐力で
乗り切ったとしても、

完全に消えているのではなく、
蓄積されているらしいです。

その怒りの残りカスが
溜まりに溜まって

やがて爆発する。

よく言う「キレる
という状態です。

周りからみると
え?そんなことで?
って思ってしまうのですが、

噴火に至るまでには
長い期間の怒りの蓄積が
隠れているという
事なのです。

だから、
これを防ぐためには、

自分で、
その怒りを1つ1つ
消化していかなくては
ならないのです。

達人になれば、

頭の中で
人は誰しもが未熟なものさ
って考えて

スッと消化できて
しまうのでしょうが

凡人である私たちには
なかなかそれが出来ません。

では、どうすればいいのか。

怒りの放出方法は
いろいろあります。

・人にグチって放出する
・布団に顔をうずめて叫ぶ
・やわらかいモノを殴る
・イメージ内でブッ飛ばす

どれも、けっこう
スッキリできそうですが

私が一番、
これは良いかも!
って思ったのは

怒りを書きなぐる
といった方法です。

他の方法は放出した後に
「ログ」が残りませんが

この書くという方法なら、
冷静さを取り戻した後

自分はこれに対して
メッチャ怒ってるな、

で、これを自分は
どうしたいのか?

など、考える材料が残ります。

だから、
気持ちとか考え方
整理しやすいです。

因みに、書いた記録は
人に見られる前に
破棄しないと

とってもハズカシ~
思いをするので
注意が必要です。

と、このように

怒りは放出しないとダメ!

という事が
わかりましたが、

そう考えると、
冒頭に出てきた
車で叫んでいた彼

ちゃんと放出しているでは
ありませんか!

誰も傷つけることなく
きちんと怒りを消化している。

いまさらですが

なんだか彼のことが
お釈迦様のように
見えてきました。

クレイジーなどと
思ってしまって

スミマセンでした💦

私も怒りが出たら
彼を見習って、

上手に放出を
して行きたいと思います。

その際は
「車内でスパーク!」
ではなく

「書きなぐる」という方法で!

それでは、さよ~なら。