コドモのシステムの話

人の悩みの90%は
人間関係の悩みです
」と、

以前読んだ本に
書かれていました。 

それで、

人間関係の悩みに対して、

1相手を変える
2環境を変える
3自分を変える

といった具合に、
3つほど打ち手があります。

まず、「相手を変える
というのは、

基本的に無理と言って
いいと思います。 

ことわざで
「馬を水辺に連れて行っても、
水を飲ませることはできない」
という言葉があるように、

相手の価値観や
考え方などは、

自らそうしようと
思わない限り、

変えることはできません。

で、次に

環境を変える」はどうかと
考えてみると、 

めちゃくちゃ
コストパフォーマンスが
悪いし、

お金と時間が続く限り、

永遠に同じパターンを
繰り返すことになると
思います。

例えると、

転職・引っ越し
離婚・絶交などでしょうか?

人間関係の問題が
発生するたびに

このカードを
切り続けていたら、

とにかくお金も労力も
すごくかかりそうです。

最後に
自分を変える
ですが、

これなら基本的にお金も
あまりかかりません。

例をあげるとすれば、

「相手への伝え方」を
学んだり、

「物事の受け取り方」を
学んだり、

「出来ることと
出来ないことの境界線」を
学んだり、

「相手の価値観を
想像する努力」を
してみたりなど。 

それ以外にも
いろいろな方法が
たくさんあると
思います。


で、実は、

子供の場合は
もう一つ「打ち手」が
あります。

それは、

他人に解決してもらう
という方法です。

子供は
「責任」ということを
学んでいる最中なので、

自分の責任において
「自分の知識と能力で
問題を解決すること」が、
まだできません。

だから親や先生に
文句を言って、

大人の責任で
「大人のひとに
解決してもらう事」が
必要です。

赤ちゃんが
「泣いて要求するシステム」に
少し毛が生えた感じです。

「イヤッ、何でも文句言えば、
誰かがやってくれる!なんて、

子供みたいなこと
自分はしないよ!」

って思ってはいるのですが、

でも、よくよく
振り返ってみると、

まあまあ、
やってしまっている時が
ある気がします・・・。
(;´・ω・)

なにか不快なことが
あったりすると、

自動的にアタマの中で
「これは誰のせいなのか?」を
探し出して、

「もっと誰々が○○するべき!」
って思ってしまう時がある。

これを翻訳すると、

「ワタシが快適になるために、
AさんがAさんの責任において、
この問題を解決してください!」

という事になる。

「イヤイヤッ
私の場合は絶対に違う!

状況とか、
ぜんぜん違うから!」 

と言いたくなるのですが、

赤ちゃんの

「うえ~ん、(>_<)💦
おなか空いたんだから、
ママがアタシに
ミルク飲ませてよ!」と

構図が一緒です💧

私は小学生の時に、
上履きを忘れたのを
親のせいにしたことが
あります。

しかも何度も💦

これも
赤ちゃんのシステムと
構図が同じです。
(;´Д`)💦

冷静に振り返ってみると、
かなり恥ずかしい。

実のところ、
私自身けっこう成長できて
いないのかもしれません。

でも、しょうがない。

だって・・・、

正直、この
「こどもシステム」が
一番ラクですから・・・。
(´▽`)テヘヘ

急には大人に
なれないかもしれませんが、

たとえ
やってしまった後でも、

やってしまったことに
気が付くことさえできれば、

いつの日か
カッコウの良い大人に
なれると思いますので、

あきらめずに、
これからも

大人のシステムに沿って
生きていけるように

努力したいと

思います。


それでは、さよ~なら!