叱らない教育とか、
ほめて育てる。
なんて言葉が
20~30年くらい前から
言われだしました。
それで
のびのび育って
くれる子も
いるのでしょうが、
収集が
付かなくなる子も
いると思います。
で、
親も、叱らない教育を
使いこなせる親もいれば
そうでない親も
いると思う。
以前、テレビで
韓国の学校で
学級崩壊している様子の
映像を見たことがある。
映像では
子供たちが授業中に
調子に乗って
先生の目を盗んで
全員で体を
左右に揺らしたりして
からかっている。
先生も
なすすべがなく、
仕方がないといった具合で
やり過ごす。
あれを見ると、
𠮟らない教育、
ほめて育てるというのも
なかなか難しい面も
あるのかもしれないって
思いました。
じゃあ、叱るのが
正解なのか?って言うと
そんな、
カンタンな話でも
ないのでしょう。
「叱って育てる」で
いってしまえば
叱られたくないから、
やる、やらないを決める。
という判断基準が
インプットされてしまう。
これがインプット
されると、
今度は自分が誰かに
いう事を聞いてほしいときに、
叱ってコントロール
しようとしてしまう。
本当であれば、
これをやると
喜んでくれると思うから
やる。
とか
これをやってしまうと
困らせてしまうから
やらない
とかの判断で、
自分の行動を
選択するのが良いのだと
思うのです。
よく考えてみれば
子供の教育も
大人になってからの
お仕事の仕方なんかも
一緒かもしれません。
お仕事も
叱られないために
やるとか、やらない
ではなくて
喜んでもらえるかな?
困らせてしまわないかな?
って判断基準で
行動を選択出来たら
たぶん、自分もまわりも
みんな、ハッピーに
なるのではないでしょうか?
でも、悲しいことに
人間はどうしても
叱られないために
罰を受けないために。
の方が、
行動を正しやすい性質が
ある気がします。
叱る VS 叱らない
この戦いは
カンタンには
決着がつくことはないと
思いますが
いつかは、
罰が無くても
良い行動を
選択できるようにして
いきたいと
思います。
それでは、さよ~なら!