セトモノとセトモノと
ぶつかりっこすると
すぐこわれちゃう
どっちかが
やわらかければ
だいじょうぶ
やわらかいこころを
持ちましょう。
これ、
相田みつをさんの
詩ですが
以前、車での通勤中に、
たまたまラジオで流れてきて、
すごく耳に残りました。
ACジャパンのCMだった
みたいです。
ウチのお店の中でも、
しょっちゅうセトモノ同士が
ぶつかりっこしていますので、
アタマにスッと入って
きました。
で、
さっそく、
お店の壁に
この詩を掲示して
おいたのですが、
まったく効果が無く、
ギャーギャー言い合っている。
(;^ω^)
なので、
「アッチはセトモノだけどさ、
コッチが柔らかかったら、
ガチャンってならないよ」
って言うと
「イヤ、コッチは
柔らかくしてるんですけど、
向こうは一向に
セトモノのまんまだから、
どうにもなんないんですよ!」
って言ってくる。
でもぶつかって
ガヤガヤやっているんですから
完全にアナタも
セトモノだよねって、
思うのですが、
それを言うと
「違いますよ!
店長ぜんぜんわかって
いない!
はぁ~あ、
まぁ、わかりましたよ!
悪いのはぜんぶ
私ってことでいいですよ!」
そんなことを言われた私は、
「ははは・・・💧」
って苦笑いしますが、
正直言うと
心中穏やかではない。
(;^ω^)
けっこうムカつきます。
いえ、
かなりムカつきます。
本当はもっと上手に
相手の気持ちに寄り添ったり
できたらいいのでしょうけど
まだまだ私は、
その域に達していない
ようです。
ディズニー映画の
インサイドヘッド1で
カナシミが
相手の話を聞いて
あげてるだけで
元気にしてあげている
シーンがありましたが
きっと、カナシミだったら
「うんうん、そ~なんだね」
とか言って寄り添って、
共感して
そして、
「セトモノ」から
↓
「やわらか」にと、
魔法のように
変えてしまうのでしょう。
そんな
カナシミに比べると、
私はとっても未熟者と
言わざる負えません。
「ギャーギャー
言ってるアナタも、
セトモノなんだっつーの!」
って
心の中で
ギャーギャー言っている
自分に
ホント、一言、
言ってやりたいです。
「おめーも、
セトモノだからな!」
って。
それでは、さよ~なら!