アカデミー賞授賞式で
コメディアンが
ウィル・スミスの奥さんの
容姿をからかって
それに激高した
ウィル・スミスが
生放送中にビンタを
くらわすといった
ハプニングが起き、
人の容姿をネタに
笑いをとったことと
それに対して
暴力で応えたことに
対して、
世界中で賛否両論の
論戦が沸き起こり
ました。
容姿イジリに関しては
日本でもたまに話題に
なります。
お笑い芸人
アインシュタインの
稲田さんなどは
完全に容姿をネタに
笑いを取りに来ていますが
正直、面白いので
笑ってしまいます。
ここでポイントになるのが
「プロ」か「アマ」か
という事です。
お笑い芸人さんの場合
容姿をイジられても
それがウケれば、
結果、
人気UPという報酬に
つながります。
コンビ間であれば、
ウケるという
お互い同じ目的があるので
全く問題にはなりません。
しかし、
それを一般ピープルが
マネをして、
学校や職場で
同じようなイジリを
してしまった場合、
高確率で事故が
起きてしまいます。
たいていの場合、
容姿をいじられて
ハッピーになる人は
少ないので
イジられた側は
内心はムカついていても
その場は調子を合わせて
「ははは・・・」みたいな
対応になります。
イジった側は
ウケて嬉しいし、
周りで聞いていた人も
面白い話が聞けて
楽しめますが
イジられた側は
プロでもないので
金銭的なメリットなく
ムカついて終わるという
「損」のみです。
この様に相手に提供できる
明確なリターン無しで
イジった場合、
それは単なる自己満足に
なってしまいます。
そんな事を考えると
やはり容姿イジリは
良くないなぁ
って思います。
でも、
実際テレビなんかで
太った女性芸人やら
ハゲた芸人さんなんかが
容姿でイジられていると
つい笑ってしまう。
チビ・デブ・ハゲを
はじめとして、
短足・顎が出てる
目が離れてるとか
その他いろいろ
そんなことを
面白おかしく言われると、
なんか笑ってしまいます。
これは、
なんと言うのか
人間のサガ
なのでしょうか・・・。
そんな中、
ある芸人さんが
このテーマについて
話をしていました。
「お笑いタレントは
サーカスみたいなものだ
お互いナイフを投げても
当たらないし
空中ブランコで飛んでも、
ちゃんとキャッチしてくれる
だから見ているお客様も喜ぶ
それを一般人がやったら
怪我するにきまってますよ」
なるほど、
サーカスに例えると
わかりやすいです。
やはり、
容姿いじりって、
相当な技量が必要
なんですね。
容姿イジリを受ける側は
ナイフを投げられる
わけですから
それ相応の信頼関係と
いくばくかのリターンが
無いと、
危険すぎて
ワリに合いません。
因みに
リターンについて
考えた場合
プロではない
一般の人に対して
容姿イジリをして
それ相応の良いリターンを
返してあげられる可能性は
限りなく低いです。
何故なら
もともと相手は
イジられることで
報酬を得たいと
思っていないし
イジられることで
人気者になりたい
とも思っていない
わけですから。
繰り返しになりますが
何かしらのリターンを
返せる技術とか、
相手がそれを
望んでいるかどうかを
見極める技量も
かなりハイレベルな
「技」を必要とします。
一般ピープルが
気軽に取り扱える
ものではないという
事なのでしょう。
ですので
こうなったら
容姿イジリをする場合は
「免許制」にしたら
どうでしょうか?
例えば
無免許で人の容姿を
イジった場合、
それはイジメとして認定され
罰金を支払うことになる
といった具合に
そうすれば
一般ピープルが
むやみやたらに
ナイフ投げや
空中ブランコを
するようなことが
減るのではないかと
思うのです。
それでは、さよ~なら。