温暖化の
原因とされている
CO2を減らすため
ヨーロッパは
2035年までに
ガソリン車の新車販売を
禁止すると言っています。
今話題のEV(電気自動車)は
バッテリーの製造時に
CO2を多く排出してしまう
そうですが。
クルマ自体を
使用しているときは
やはり
ガソリン車よりも
エコらしい。
「製造時」と「利用時」の
トータルでCO2排出量を
比べた場合、
走行距離が
76000㎞を超えた
あたりから
電気自動車の方が
地球に優しい
ということです。
「やっぱり
みんなの地球ですから
電気自動車にして
CO2減らさないと!」
「だから
次の買い替えの時には
ウチもEVかな。」
って思っていたら
実はEVには
大きな課題が
残されていると
いうのです。
それは、バッテリーです。
バッテリーは
10年とか使っていると
劣化して性能が
落ちてくるので
使えなくなった
バッテリーは
廃棄されるわけですが
昔の「鉛の電池」が
99%リサイクルされていた
のに対し
今使われている
「リチウムイオン電池」の
リサイクル率は
たったの5%程度だ
そうです。
この状態のまま
電気自動車が
世界中に普及して
使用済みバッテリーが
大量に発生したら
再利用できない
ゴミの塊が山積みに
なってしまいます。
もちろん、
このまま
リサイクルの技術が
進まない訳は
ありませんので
徐々にリサイクル率も
高くなっていくと
思うのですが・・・、
・・・・、
まあ、バッテリーの問題は
科学者の皆さんに
頑張ってもらうとして、
「なんだかんだ言っても、」
「やっぱり、
CO2のことを考えたら、
時代はEVだよね!」
そう納得しようと
思っていたら
このCO2の計算は
ヨーロッパを元に
出された数字で、
日本の場合、
状況がかなり違うらしい。
どういうことかと
いいますと、
ヨーロッパの場合
電力を作るのに
「原子力」と「風力」が
多いのですが、
日本の場合は
「石炭」「石油」
「天然ガス」
ヨーロッパに比べて
圧倒的に電気を作るのに
CO2を出しまくってしまう💦
ということなのです。
なので、
バッテリーを作るのにも
たくさんCO2を排出して、
その後の走行にも
たくさんCO2を排出する
ということです。
日本の場合、
EVにすればするほど
地球に優しくない
という結果に
なってしまいました。
このエコの時代に
なんという残酷な事実。
現在、日本の
再生可能エネルギーの
普及率は16%です。
日本のエライ人たちに
お願いです。
EVの普及とともに
「水力・風力・太陽光」の
普及も
よろしくお願いします。
EVへの買い替えは
それからにしたいと思います。
それでは、さよ~なら。