宅配弁当で、中まで運ぶなら、キーボックスが便利
「ピンポーン!」
「シ~ン」
「・・・」
「介護サービスで訪問したけど、呼んでも出てこない!」💦
私たちもお弁当を宅配していて、こんなケースに合います。そんな時に「キーボックス」がある、と大変便利です。
今回は、そんな「キーボックス」について書いてみます。
高齢者になり、在宅での介護サービスを受ける場合、ヘルパーさんやお弁当屋さんなどが、部屋の中に入る必要が出てきます。
しかし、介護サービスが必要な高齢者の場合、玄関に出て「カギ」を開けることが困難なケースも多くあります。
また、耳が遠い方もいるので、テレビも大音量です。その為、「呼鈴」の音が余計に聞こえないといった事が起きるのです。
当然、「呼鈴」でダメな場合、「電話」での呼出しも行いますが、補聴器を外していると、それも聞こえないといった場合もあります。
そのような時でも、「キーボックス」を利用すると、各スタッフが必要時に出入りする事ができ、適切なサービスを提供できるのでとても便利です。
こんなやつです。
↓
この中に「カギ」を入れておけば、「暗証番号を共有している」ヘルパーさんや、お弁当屋のスタッフが、中へ入ることが出来ます。
キーボックス内は狭いので、カギにキーホルダーをつけてると、しまいづらくなります。
いろいろなケースで利用されていますが、ザっとまとめると以下のようになります。
- 寝たきりでベッド横まで搬入する必要がある。
- 退院間もなく転倒リスクがある為、リビングまで搬入。
- 耳が遠くて呼鈴が聞こえない。
- 呼鈴で出ない場合、安否確認するため。
- 認知症により、適切に対応できない。
使用後は、暗証番号の1つずらしはせず、「0000」か、ランダムにずらす様にしましょう。
次に、やはり「キーボックス」にも、「メリット」「デメリット」があります。
- 中で倒れていた場合、早期に発見してもらえる可能性が高い。
- 緊急時にカギを壊さなくても中に入れる。
- 在宅での適切な介護サービスを受けられる。
- 家族以外の人が出入りする機会が多くなるので貴重品の管理は考える必要がある。
- 防犯レベルが下がるかも。
キーボックスを利用する場合、「通帳や現金を家族が管理」したり、「金庫に保管」したりといった対応が必要かもしれません。
また、可能であれば設置場所もなるべく目立たない場所の方が安心です。
因みに「暗証番号」は簡単に変更できるので、定期的に変えることで防犯レベルを上げる事が出来ると思います。
- ドアノブ
- 窓の格子
- ガス管
- 排水管の固定金具
上記のパターンが多いと思いますが、自転車の「チェーンロック」などと組み合わせると、設置場所の選択範囲が増えます。
2000円~3000円くらい。
まとめ
「キーボックス」は防犯上の問題も「ゼロ」ではありませんが、
それ以上に緊急時に早急に対応出来たり、日常でも適切にサービスを受けることができたりと、メリットの方が遥かに大きいと思います。
ささいな道具ですが、
そんな「キーボックス」を、知恵を絞り、そして、上手に利用する事で、
「住み慣れた家で、生活をしていく」、大きな助けになるのではないでしょうか。
それでは、また ( ^ω^ )/