なんか最近、
ミツバチが減ってる
らしいです。
私は生活の中で
「はちみつ」を
あまり使わないので
「まあ、別にいいけど」
って思っていたら、
その考えは少し
甘かったみたいです。
かの天才科学者
アインシュタインも
「ミツバチが絶滅したら
4年後には人類も滅びる」
って、言ったみたいです。
どういう事かというと、
ミツバチは、花から
蜜や花粉を集めて巣に運ぶ
という事をやっています。
これは
子供たちの栄養補給や
巣をつくる材料にする為に
運ぶのでが
1日に3000回くらい
この運搬作業を
するそうです。
噂にたがわず働き者です。
その運搬の時に、
いろんな花々を
行き来するので、
自動的に受粉を
してあげている
みたいです。
自分の体に
ついていた花粉が
「たまたま、
ふりかかっただけ」
だと思いますが。
あくまでも
自分達の為に蜜と花粉を
集める事が目的で
副産物として
たまたま、花たちに
受粉させてあげていた!
みたいな感じです。
しかし、
この受粉という作業が
めちゃくちゃ重要!
らしいのです。
私たちの食生活で使う
野菜や果物の多くが
このハチたちの
受粉によって
支えられている
というのです。
ハチたちがいなくなると
作物の発育が悪くなって
収穫が出来ず、
その結果、スーパーに
並んでいる食品の
2/3が無くなる!
と言われています。
そして、牛乳を出してくれる
乳牛用のエサも
ハチがいなくなると
作れなくなる。
さらに洋服を作る為の
原材料となる、コットンも
甚大な影響を受けるとの事。
ハチがいなくなることで
おきる世界の経済的損失は、
推定で1700億ドルと
言われています。
並のビジネスパーソンでは
ミツバチに勝つことは
できないかもしれません。
ところで、ミツバチが
減っている原因は
・温暖化
・農薬
・寄生虫
・ウィルス
・携帯電話の電波
などと言われていますが、
はっきりとした原因は
分っていないそうです。
一説によると
ミツバチは
環境の異変に
敏感な生き物で、
ミツバチの消失は
その生息地の生態系の
崩壊を警告してる
とも言われています。
まるで、
「もののけ姫」に
でてくる
「こだま」のようです。
物語の中でアシタカが
言っていました。
「こだまがいるという事は、
森が豊かな証拠なんだ」
って。
ミツバチが
帰ってくるように
環境問題に
少し意識を向ける事が
今、求められて
いるのかもしれません。
この機会にもう一度
「もののけ姫」でも観て
「自然」と
「文明」の共存
について、じっくりと
考えてみたいと
思います。
それでは、さよ~なら。