仕事場の近くに
小さな公園があるのですが
そこに、毎日
2人のオバハンが
ネコにエサをあげに来ます。
オバハン達の風貌をみる限り
それほど裕福そうには
見えないのですが、
毎日、エサを与えに来ます。
「ここで、エサあげないで下さい!」
といった、近所の住民や警察の人と
よく言い争いになっていますが、
まったく、へっちゃらです。
あのメンタルの強さは
見習わないといけません。
因みに
何度も警察の方が来ていて
逮捕されていないので
ネコへの「エサやり」は
違法ではないようです。
しかし、
ネコが好きな人もいれば
嫌いな人もいます。
そして、
ふん・尿などの被害を
受けている人にとっては
ネコ=「かわいい」ではなく
ネコ=「害獣!」なのです。
だから、
・エサを与える場所は十分検討する。
・決まった時間に行い、後方付けもする。
・フン・尿の後始末をする。
などといった
一定の配慮が必要です。
さらに、もっと問題なのが
ほっておくと
「ネコが増えすぎる」
という事です。
ネコの繁殖力はハンパないです。
生後、半年くらいで
産めるようになって、
1回に4~8頭産み、
1年で2~4回産むことが
できます。
単純計算した場合
1頭のメスが、
1年後→20頭
2年後→80頭
3年後→2000頭!
ホントにこのペースで
増えていったら
並の稼ぎでは
養っていくことが
できません。
面倒見れない分の
ネコたちは、
やがて、
ゴミ箱をあさったり
ふん・尿を民家の庭に
散らかしたりして
街の邪魔者になり、
保健所に行くことに
なります。
そして、
引き取り手のない子たちは
殺処分となります。
殺処分は
窒息死させるので
時間をかけて、苦しみながら
死んでいく事になります。
「死んでいく子」たちも
処分を実行する「職員さん」も
悲しすぎます・・・。
そんな悲惨な事に
ならないようにするには
「避妊・去勢」の手術を
してあげる事が良いみたいです。
1、捕獲して
↓
2、手術して
↓
3、放つ
避妊や去勢手術は、
自治体によって
違うと思いますが
無料とか、かなり安く
やってくれるそうです。
2000頭に与える
エサ代に比べたら
少しお金がかかったとしても
大したことはありません。
「手術で痛いじゃないか!」
と言っても、
殺処分に比べたら、
ずっといいです。
人が造った街で
共存していく為には
ある程度、
人がコントロールして
あげなければなりません。
エサやりのオバハン達も
きっとネコ好きで、
優しい方なのでしょう。
困ったネコがいたら
助けてあげたい・・・。
そんな気持ちって
とても大切なモノだと思います。
であれば、なおさら
2年後、3年後の未来に、
悲しいネコ達を増やさない為に
避妊・去勢を!
そして、街のネコが
みんなから愛されるよう
マナーのあるエサやりを!
お願いしたいと思います。
警察や近隣の人から
何を言われようとも
決して屈しる事のない
その強靭なメンタルが
あれば
きっと、できると思います。
それでは、さよ~なら。